コロナ時代の新型星空案内(電子機器の利用)(その2)

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はじめに
デジタル機器を使ってコロナ感染に対抗できる そして楽しくできる「新型星空案内」を 模索しています。私自身がゼロから出発なので、 初心者の目線で考え、実験していきます。

二つに分けて検討します。


街角で立ち話し:星座を中心に

目標(Goal):

解決(Solution):
必要となる仕掛け、工夫は以下の項目ごとに考えていきます


[Camera] カメラ(画像と取る手段)

目標 電子機器を使って、肉眼より1等級暗いものまで見えるようにしたい。
結果 肉眼より1等級暗いものまで見るのは、スマホのカメラから高級なデジカメどれでもできない。
通常の観望では背景光に埋もれて星が見えなくなっている。 人の視力は1位で、これは1分角を分解する力に相当する。 すると星の光が1分角四方に広がって滲んでいる(薄まった)状態になるが、そのににじんだ光の量が 背景光に埋もれるためにその星の存在が見えなくなっている。 通常、デジカメの視力は視野50度くらいを2000ピクセルで撮影しているので、 ピクセルあたり1.5分角で、視力は1以下。 この状況はカメラの感度にかかわらず変わらない。感度をあげると背景光もより強くなる。 詳しい説明クリック
ONさん提供の例:クリック
打開策? まだない。原理的には、背景光にかさなったわずかな星の光をどうして見えるようにするかなので、
(1)視力をあげる(1ピクセルのサイズを見かけのサイズで1分角以下にする: 望遠使いズームインとズームアウトを簡単に変える仕掛けを利用する。非常に画素数の多い(1千万-1億画素)カメラを使う?)
(2)背景光を画像処理によって削除してわずかな星の光を目立たせる。ただし、星空案内で説明しながら、お客さんに見てもらい ながらなので処理はリアルタイムにないと使えない(1秒10コマ、1秒一コマでもギリギリいいか?ビデオ的に見る)。

宿題 星空案内の現場で使える仕掛はなにか。
SharpCap というソフトが背景信号の平滑化をしてくれるということなので実用になるか?


理屈の確認例、 流星カメラと画像処理でかなりくらい星まで取れることを確認した。(AKさん)


[Transmit]データの転送

未着手

[Display] 画像の表示

課題ソーシャルディスタンスが保てる程度の大きさの画面を準備したい。
結果(未完) バッテリーで駆動できる小型の液晶ディスプレイ(200lm以下で十分)に白い平板(例えば地面に置く)で 可能。例、 (その1)へ
液晶ティスプレイの実験結果の報告はまだない。



なお、 大きすぎ明るすぎは禁止:小学校の観望会で校舎の壁に写して星座説明たら 綺麗だからそっちばっかりみて、本物の空を見てくれなかった失敗(笑)。

宿題
(1)そんなにお金をかけられない人も多い:どれくらい安価なもので目的を達成できるか。
(2)液晶ディスプレイはつかえるか?


[Voice] 大きな声を出さないために

課題小さな声でも伝えられる。
結論少し費用をかけるとヘッドセットが利用できる。 外部入力ができるものはスマホなどからBGM付きで星空案内可能である。 (あまりにも安いものではいい案内は望めない。) 例、(その1)へ


小型望遠鏡をお供にしたの場面:月、二重星、星団など

目標(Goal):

解決(Solution):
必要となる仕掛け、工夫は以下の項目ごとに考えていきます


画像取得まで

[Telescope-joint-Camera]望遠鏡とカメラのセット

A.デジタルアイピース(既製品) 
B.webカメラを改造してコルキット等につける。
C.スマホで十分。

デジタルアイピース(既製品)の場合
まだ、結論に至っていない。
- 何れにせよ目でのぞいている時の範囲に比べると小さい
- 値段が安いほど狭い(素子が小さいということ) お金を出せば広くなる
- 狭い範囲しかみえないので、天体導入が大変で日周運動ですぐに逃げる。

webカメラを改造してコルキット等につける。
まだ、結論に至っていない。

スマホで十分か
結論:最近のスマホであれば目で見たと同じレベルに見える。 あとは接続方法が課題。
例、 木星の衛星もOK(SB)ビデオ
コルキットなど望遠鏡と携帯との接続にはいろいろな方法がある。 例、(その1)へ
課題 星空案内が自由にできない。だれでもできる手軽でかつ楽に案内できる方法の開発が必要。

画像の表示は星座の場合と同じ

これは同じなのでスキップ


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