星に願いを
星空案内のときにBGM(背景音楽)があると素敵ですね。
こんなとき、一番人気があるのは「星に願いを」という曲です。
デズニー映画のピノキオで主題歌としてコオロギが歌います。
「心からお星様に願いをかければ、誰だって、その願いは叶うことでしょう」、
といった歌詞でみなさまもどこかで聞いたことがある曲でしょう。

また、流れ星が流れたときに願い事を言えればそれが叶うというのも聞いたことがあるのでないでしょうか。
それも3回唱えるとか、とても出来そうもないことです。

それにしても、なぜ流れ星に願い事をするが効果あるのでしょう。
こんな話を聞いたことがあります。

夜空の丸天井は黒い幕でおおわれていて、たくさんの星がぶら下がっています。
そして、黒い幕の向こうにはまばゆいばかりに明るい神の世界があります。
良い人は亡くなると天上の世界へと昇りますが、そのとき少しばかり
黒い幕が破れそこからすっと天上に昇ります。
そのわずかな瞬間にまばゆいばかりの光が漏れるのですがそれが流れ星として見えるのです。
黒い幕が破れた時、
つまり、地上界と天上界が繋がった瞬間に願いを神に届けることが可能となるのです。

さて、皆様にもチャンスがあります。
8月12日深夜から13日の夜明け前までと
13日深夜から14日の夜明け前まで
がペルセウス流星群がよくみえる時です。
ぜひご覧ください(図1)。 
一時間に数十個の流れ星が見えると予想されます。
願いを唱えることができる可能性がかなり高いです。
ただし、実際に流星が流れる場所はペルセウス座とは関係なく、
どこに流れるかは分かりません。


この日、流れ星が流れる真の理由は図2をご覧ください。
太陽を巡る細かなチリの流れがあります。
これは彗星が原因で、ペルセウス座流星群の場合はスイフト・タットル彗星が原因でできたチリの流れです。
その流れと地球の軌道がちょうど交叉していて、8月13日ころにちょうど
地球がこのチリのなかに入り込みます。
そして、チリがたくさん地球に降り注ぐことになるのです。
チリは地球大気に突っ込んでくる時、高温になり光を発します。
これが流星です。

たくさんの流星をご覧ください。






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図1 ペスセウスざ流星群の流星の流れ方(提供:国立天文台) http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/378-fig1.jpg
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図2 流れ星がたくさん流れる日は、チリの流れに地球がぶつかっています。 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/378-fig2.jpg
本文終わり
references パワポ http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/378-fig.pptx