おそい七夕
今年の伝統的(旧暦)七夕は8月28日ですが、例年よりずっと遅い感じがしませんか。
現在の暦(グレゴリオ暦)と旧暦は一月ぐらい遅れるのが普通です。
旧暦7月15日前後の盂蘭盆は月遅れで8月15日前後にするのはそのためです。
七夕も現在の暦で8月7日前後にくるのが普通ですが今年はずっと遅れて来ました。

中秋の名月も今年は9月ではなくて10月4日です。
あとの月見(十三夜)は、なんと11月です。

理由は今年は閏五月が入ったためです。
図1をご覧ください。
旧暦5月が現在の暦の6月ころにあって、そのあとに、閏五月が旧暦でははいっています。
そのために七夕は現在の暦の8月末に来てしまいました。

月の満ち欠けの周期はおよそ29.5日なので、12ヶ月しても、354日にしかならず、
一年には足りません。なので、時々、閏月をいれて、一年を13ヶ月にして調整しています。
なので、今年のズレは必要なズレなのでした。

いよいよ七夕なのですが、今晩、晴れなければ明日でもかまいません、午後8時に星空を見上げてください。
ちょうど頭上に明るい星がみつかります。
おりひめ星(こと座ベガ)です。
新庄では緯度の関係でほとんど完全に頭上です。
でも山形県内であればほぼどこでも頭上です。
とてもわかりやすいので是非、試してみてください。
そして、図2のように、真南から東に30度くらいはなれて彦星がみえるはずです。
さらに真東から北に30度くらいのところにはくちょう座のデネブがみえているので、
夏の大三角が非常にわかりやすい位置に来ています。

デネブと彦星を結ぶ線の上に天の川もきっと見えると思います。







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図1 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/481-fig1.jpg
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図2 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/481-fig2.jpg
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図3 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/481-fig3.jpg
本文終わり
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