東西南北か左右か
私は、視力検査でCの文字がどちらが欠けているかを右左を使って言えないという問題を抱えています。
幼児のように「こっち」といって指差しして恥ずかしい思いをします。
実は私は右左という考え方ができないのです。

東西南北はいつも認識していていつも方角で考え行動します。
小さい時から東西南北で考える癖がついていて、
小学校に入学して、教室の前の黒板に「右」「左」の張り紙が貼ってあったのでびっくりしたのを覚えています。
必死に右左を覚えようとしてもだめでした。

それで、右左を知らなくても生きていけると開き直って生きてきました。
ところがこの話をしたら、最近ある方から、宇宙に出たら方向をどう言うのですか、と厳しいツッコミを入れられてしまいました。
確かに、宇宙飛行をしていても右左は使えますが、東西南北は使えません。

あらためて考えてみました。
図1は方角の決め方を示しています。
地球は自転してて、その自転軸の方向を天の北極といいます。
北極星のある方向です。
山形では高度約38の高さにありますが、それを真下に写した方向が北です。
それと直角の方向で、太陽が昇ってくる方向が東です。
このように地球の自転を使って方角を定めています。

さて、宇宙に飛び出るとどうでしょう。
太陽系の中であれば図2のようになります。
地球が太陽の周りを公転しているのでこの公転する面(図の青い面)が基準になます。
黄道面と呼ばれます。
この基準面の真上方向にりゅう座がありますがこれが一つの基準になります。
黄道面内に春分点の方向というもう一つの基準があります。
これはうお座の方向です。こうして太陽系内で旅行する時も位置を定めることが可能であることが分かります。
もっと遠くに宇宙旅行する時は、銀河系の回転を利用した座標が使えます。
どこかの星の宇宙人と交信する時は銀河座標を使うのでしょう。
そんな日が来るでしょうか。




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図1 地球上の方角の決め方 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/576-fig1.jpg
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図2 太陽系内での方角の決め方 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/576-fig2.jpg
本文終わり
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