オリオン座の形

宇宙空間に点々と浮かぶ星たちを想像できるでしょうか?
水の中に魚が泳ぐように、星たちは宇宙空間を泳いでいるようです。
図1では6個の黄色い星とひとつの赤い星が空間に泳いでいます。

これを図1のAの位置から眺めると星たちは図2のように見えます。
これを図1のBの位置から眺めると星たちは図3のように見えます。
図3の配置を人はオリオン座と見ました。日本では古来の楽器の
「つづみ」にみたててづづみ星と呼んでいます。
つづみになってしまった様子は図4の説明でわかるでしょうか。

夜空の星を見るときはつづみの形をした星たちを、紙の上に書いた
形として見てしまいますが、実際は図1のように空間を泳ぐ魚のように
配置されています。たまたま地球がBの位置にいたためにつづみ形に
見えたので、おもしろがって名前をつけたのです。
もし、地球がBの位置にいたとしたらさて何と言う星座の名前にしたでしょう。
図2を見ながら考えて見ましょう。

星たちは魚のようにと言いましたので、動きまわっています。
それもけっこう速くて毎秒100キロメートル程度にもなります。
一秒間にとなりの県にも行けそうな速さです。でも、何せ宇宙は広く
図1の直方体のサイズは二千光年ほどもあるので、毎秒30万キロメートル
も走る光の速度で行っても2000年もかかる距離ですから、
有史依頼、数千年たっても星の配置はほとんど変化しません。
5千年昔にシュメール人が使った星座は今でも通用しているのです。



今回は4枚の図を一枚のパワーポイントにしています。
(4コマまんが的に少し小さくしてならべていただければとおもいます。)
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shiata/yamashin/64-fig13.ppt

図1 魚が泳ぐように宇宙空間に浮かぶ星たちの様子
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shiata/yamashin/64-fig1.jpg
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図2 Aの位置から見た星の並び
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shiata/yamashin/64-fig2.jpg
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図3 Bの位置から見た星の並び
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shiata/yamashin/64-fig3.jpg
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図4 図3ができる種明かし
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shiata/yamashin/64-fig4.jpg
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