しし座を探そう (No. 769)

date 2023 04 22
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図1は今晩8時頃の南の空です。
ちょうど天頂(真上)にこじし座がありますが、これは何かの形に見えるものでないので、
ただ天頂に何か暗い星がいくつかあるな、くらいに思ってください。
天頂から真南に向かって視線を下ろすとすぐに明るい星が一つ見つかります。
この星がしし座の首星「レグルス」です。

図1の青い線で示した?マークを裏返した形がレグルスの上に確認できると思います。
「ししの大鎌(おおがま)」と呼ばれる星の並びでこれが見つかれば今日は大成功です。

ししの大鎌をライオンの上半身とみなして、
下半身は、左側にあるデネボラという星を含む三角形を使います。
図のように前脚を行儀良く揃えて前に出していることもわかります。
しし座の形はとても綺麗ですね。

先日、浜松市科学館に立ち寄りましたら、
かわいい星座絵が描かれたハンカチが売られていたので買ってきました(図2)。
浜松市科学館のオリジナル商品だそうで、
デザインは科学館のある職員の方がサラサラと描いたものだそうです。
しし座の東隣(左側)のおとめ座の絵もありますね。

一般に普及した星座絵ではなくて自由な発想で描いていてとても素敵です。
みなさんも自由に発想して星座絵を描いてみませんか。
星座絵はこうでなければならないという決まりはないですし、
実際の星の並びはともかく横に置いておいて、自由に描いた方が楽しいです。
ハンカチに染めたり、缶バッチを作ったりは最近は比較的に簡単にできますので、
自分のオリジナルなグッズを作ってみてはどうでしょう。



図1 4月22日午後8時頃の南の空(高い位置)。 http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/769-fig1.jpg
図2 浜松市科学館のオリジナルデザインのハンカチ http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/769-fig2.jpg
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