りゅう座を探そう 今年最後の星空案内は年末恒例星空クイズをプレゼントいたしましょう。 来年の干支の「辰」に対応する星座といえば「りゅう座」ですが、 知名度は低く、さてどこにあるのでしょう。なかなか難問ですね。 図は元旦の初日の出直前の2012年1月1日午前3時ころの北の空です。 りゅう座があるのですが、星と星をつないでりゅうの形を描きだしてみましょう。 つぎの3つの文章を完成し、それぞれの文の中の●の文字を図の中でつないでください。 ただし、●や○は、ひらかなかかカタカナ、一文字が入ります。 1. 2011年の干支の星座である●○○座は三ツ星で有名な●○○○座の南隣りです。 2. 2012年1月1日の午後5時ころ日が沈むと、明るさを競うふたつの星があります。 一つは南西の空に輝く●○星、もう一つは南東の高く輝く●○星で、 ふたつとも太陽の周りをまわる●○星です。 3. 1012年5月21日に日本各地で日食が見られます。、 月が太陽を完全に隠してしまう●○○日食ではなく、 月の見かけの大きさが太陽より小さいため今回は●○○○日食です。 残念ながら山形は日食帯が南にずれたため●○○日食なります。 毎年1月4日の未明にたくさんの流れ星が流れます。 私はかつてこの日に、最高一時間に30個くらいの流れ星を見たことがあります。 りゅう座の図で「し」と書いた星のすぐ南側から発したように見えて、 このあたりに「へきめんしぶんぎ(壁面四分儀)座」という星座がかつてあったので しぶんぎ座流星群とよばれます。寒さとの戦いになりそうですが、 たくさん流れますので挑戦してみてはどうでしょう。 では、よいお年をお迎えください。 |
| もくじ に戻る| 図 元旦、午前3時頃の北の空 (アストロアーツ製ステラーナビゲータを用いて作図) 画像をクリック(拡大) http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/195-fig1.jpg 図のパワーポイント(答えも含む) http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/195-fig.ppt 答えの図 画像をクリック(拡大) http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/194-fig3.gif文の答え 1、うさぎ座、オリオン座 2、きん星、もく星、わく星 3、かいき日食、きんかん日食、ぶぶん日食 |