月と星が登場する昔話に出会いました。
とても工夫された話で表現も素敵なのですが、
紙面の都合であらすじだけで我慢したいと思います。

昔、お月とお星という二人の仲のよい姉妹がおりました。
朝早く、お母様が「お月、お星、起きなさぁーい」というと
二人仲良く「はぁーい」と言って、チョロチョロ起きだしてきました。

このお母様はお月には継母で、お星には本当の母でした。

ところが、お母様はどうしてもお月が好きになれず、
そのうちに、いなければよいと思うようになりました。

何回も殺そうとしますが失敗します。
とうとう姉妹はがまんできず、家を出て放浪しますが、
ある家に助けられます。

お父様はたいそう悲しんで、姉妹を泣きながら
「お月お星がいたならどうしてこの鐘叩きましょう」
と唱えながら探しまわりましす。
そのうちに目が見えなくなってしまいます。

あるとき、姉妹がいる家の近くに
「お月お星がいたならどうしてこの鐘叩きましょう」と聞こえてきて、
姉妹とお父様が再会します。
お月とお星の涙が目に入るとお父様の目が見えるようになります。

あるとき、父様は釜に飛び込んで天に昇ってお日様になり、
お月も飛び込んで月になり、
お星も飛び込んでお星になったということです。
いじわるしたお母様は、お日様あたれば死んでしまう、
もぐらになってしまったということです。
おしまい


星空案内で日本のお話がでてくることが少ないので貴重な一話とおもい取り上げました。





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図1 
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図2
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図3
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本文終わり

references

パワポ
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