夏の太陽
6月21日に夏至通過し、これから梅雨をすぎて、夏本番です。
いまごろの太陽の動きをしみじみと味わってみましょう。
まずいやなこと。もっと寝ていたいのに午前4時には明るくなります。
私の寝室は北で、北側の窓のカーテンをしないで寝ると最悪です。
北の窓から太陽の光が直撃です。
職場から夕方帰るとき、もう真っ暗だととても悲しくなりますが、逆にいまは
帰るときまだ明るいのでとても良い気持ちです。
そして夕日をみると西よりもずっと北寄りに日が沈んでいます。
以上まとめると、図1のように日の出、日の入りは、真東、真西からずっと北寄りです。
そして図のように高く昇って、沈みます。そのため地平線より太陽が上に出る部分が多くて、
地平線の下に沈む図の点線部分が少なくなります。
結果として、夜が短く、昼間が長くなります。
太陽から地面に降りてくる太陽エネルギーの量も時間だけでなく、
昼間の太陽の高さが高いための多くなります。
図には冬至の頃の昼間の太陽の高さが青色お太陽マークで示されていますが、
夏至の頃の赤い太陽とは随分と高さが違います。
もし、真上から太陽が照りつけると大体1平方メートルあたり1キロワットの
太陽エネルギーが降ってきます。
それに比べると、
夏至の頃だと約80パーセント、冬至だと約50パーセントくらいに減っています。
太陽からのエネルギーは今最大ですが、
実際にはこれが地面をあため、海水を温め、空気を温め、それが移動して来るという
ような複雑な過程を経るので、実際の最高気温は8月になります。
このように、日の出・日の入りの方角、太陽の高さなどの変化を味わいながら生活するのもいいですね。
ここしばらくは長い昼間が楽しめます。
ただし、注意力や仕事の効率が下がるそうですから睡眠不足には注意しましょう。
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図1 夏至の頃の夕日(未確定)
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/473-fig1.jpg
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図2 夏至の頃の太陽の動き
http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/473-fig2.jpg
本文終わり
パワポ
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references will be note-473