星の降る里・芦別
星空を案内するための基礎的な知識や技能を勉強する講座があります。
これを受講して試験に合格すると星空案内人の資格が取れます。
この制度は、やまがた天文台で誕生しましたが、人気があり、
現在では全国35カ所で講座が開講され、資格認定されています。
星のソムリエは星空案内人の愛称です。

その星空案内人資格認定講座が北海道の芦別市で開かれるということになり、
今日はこちらを訪問しています。

芦別は昭和63(1988)年1月30日に環境省「星空の街・あおぞらの街コンテスト」で「星空の街」に認定されたところです。
もちろん綺麗な星空が見えるところとして期待できる場所ですが、
それだけではなかったので紹介しようと思います。

街に入る道は川に沿っているのですが、
川の名前が空知(そらち)川と表示されています。
まずここですでに星空のイメージが街全体にしみわたり、にわかに気持ちが盛り上がります。
地元の新聞の社名が空知新聞なのですが、看板を見ると星のマークで飾られています。

街の街灯は図1のような流れ星のデザインで、いたるところに流れ星が流れているようです。
体育館の壁にも図2のようなマークがあります。
お泊りのホテルの名前はスターライトホテル。
あらゆるところに星をあしらったアイテムがあり、名称にも星にちなむものが埋め込まれているそうです。
私自身もすべて調査しつくせていません。
もし、皆さんがいつか訪問することがありましたら、ぜひいっぱい星アイテムを見つけてください。

ふと足元をみるとマンホールも星座です。一つ見つけ、二つ見つけしていくと次々にいろいろな星座が見つかります。
そのうちの4つを図3で紹介します。
他にもありますのでぜひ探してみてください。




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図1 街の街灯(芦別市観光協会提供) http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/570-fig1.jpg
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図2 体育館の壁のマーク(芦別市観光協会提供) http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/570-fig2.jpg
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図3 マンホール http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/570-fig3.jpg
本文終わり
パワポ http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/~shibata/yamashin/570-fig.pptx references will be note-570