タイトル

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年の最後の星空案内はクイズ大会です。

古代メソポタミアの時代から
「さんかく座」という星座があるのですが、
不思議とおもいませんか。
星が三つあればどこでも三角が作れれます。
なぜ、その場所がさんかく座になったんだろうと。

同様に、三つ星、四角形などどこにでも作れそうなものがありますね。

では、クイズです。
図1は12月31日大晦日の午後8時頃の南の夜空です。
「あ」から「く」までのなかから以下の星はどれか当ててください。

(1)「さんかく座」
(2)「みつぼし」
(4)「秋の四辺形」
(5)「五車」(中国の星座)

答え:
あ:さんかく座。プトレマイオスの48星座に入っているので紀元前からある星座です。
M33という美しい銀河があり「さんかく座銀河」(図2)と呼ばれることもあるので、この銀河の名前から
さんかく座の存在を知ったという方もいらっしゃるのでないかと思います。

い:冬の大三角。オリオン座ベテルギウス、おおいぬ座シリウス、こいぬ座プロキオンを結んだ正三角形です。

う:おうし座の顔の部分です。まわりの星もあわせてV字型になっています。

え:オリオン座のみつぼし。勇者オリオンのベルトの位置になります。

お:秋の四辺形。ペガスス(天馬)座の上半身にあたります。

か:うざぎ座の下半身の部分。
この四角形の上にかわいい頭と二つの耳がみえます。

き:うお座は二匹の魚がリボンでつながれた形をしています。
二匹のうちの東側の一匹が五つの星で表わされています。

く:西洋の名前ではぎょしゃ座ですが、中国ではこの五つの星を繋いで車の車輪のように考えて「五車」と呼んでいます。

さて、幾つ正解が見つかったでしょう。

では、良いお年をお迎えください。



図1 2021年12月31日午後8じの夜空(Stellariumuを用いて作成) http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/701-fig1.jpg
図2 M33銀河(提供:NASA) http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/701-fig2.jpg
本文終わり
パワポ http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/701-fig.pptx references will be note-701