ふたご座流星群 (No. 903)

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date 2025 12 13
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ふたご座流星群が今日13日と明日14日にかけてピークをむかえます。
たくさんの流れ星が流れる日です。
流れ星は空のどこにでも流れ、特定のある場所に流れるということはありません。
そらのあちこちにながれるので願い事をするのもそれだけ難しいわけです。
ただし、流星群の流星の場合は、
どの流星も、流れた奇跡を逆に辿っていくと、ある一点で交わる性質があります。
この点を放射点と呼びまず。
ふたご座流星群ではその放射点がふたご座にあります(図1)。

実際に流星が見える方向はふたご座と関係しない全く別の方向ですのでご注意ください。
その事情を少し詳しく図2で説明ます。
流星は太陽の周りを公転運動している小さな砂粒のようなチリです。
流星群の場合、その流星群独特の軌道があってそのため、
チリが降ってくる方向が一定しています。
その降ってくる方向がふたご座にあるのがふたご座流星群です。
この方向から降ってきたチリが大気圏に突入すると、加熱され発光します。
これが流星です。図2で見るように流星の見えるのは放射点とは全く別の方向ですね。

図をみると、B地点では流星はまず見えないことがわかります。
B地点からは放射点見えていません。
放射点が真上に来ているC地点ではたくさん見えます。

ふたご座流星群の場合、
本日13日の午後8時ころから翌日14日の夜明け前までと
14日の午後8時ころから翌日15日の夜明け前までがたくさん見える時間帯になります。
14日の深夜がピークだと予想されています。


図1 ふたご座流星群の放射点の位置 http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/903-fig1.jpg
図2 流星の見える方向とふざご座の関係 http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/903-fig2.jpg
本文終わり   (他の記事も読む)(homeへ)
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