初冬の4つ星 (No. 904)
date 2025 12 20 --------------------------- 日が沈んで暗くなったら夜空を眺めてみましょう。 頭上には目立った星が無いことに気が付きます。 西の空には夏の大三角として明るい一等星が3つありますし、 東には、これも明るいカペラやアルデバランといった明るい星が冬の到来を告げています。 ところが頭上付近には明るい一等星は見えません。 それでも目が慣れてくると比較的明るい4つの星がほぼ等間隔に並んでいること気がつきます。 図1のA,B,C.とm です。 Aはアンドロメダ姫の頭の部分、Bは腰の部分、Cは左足の部分です。 これらはアンドロメダ座の星です。 一方、m はペルセウス座の星で、ペルセウスの横腹に当たります。 生贄に捧げられたアンドロメダ姫をペルセウスが助けるというギリシア神話の題材が星座になっています。 すこし離れてもう一つ明るい星 a があります。 この星はアルゴルと呼ばれちょっと変わった星です。 約2日21時間周期で明るさが変化します。こういった明るさの変わる星は変光星と呼ばれます。 何回かこの星を見て普段この星がどのくらい明るいか覚えておきましょう。 1月1日の午後8時20分頃この星を見てください。 この時、前回見た時より暗くなっているはずです。 暗くなっているのはほんの1時間ほどですので見逃さないでください。 約2日21時間毎に暗くなるのですが、 タイミングがいいのがこの時なので取り上げました。 アルゴルはアラビア語で悪魔の意味ですが、 もしかしたらこの変光を怪しく思ったのがこのネーミングの理由かもしれません。 図1のhの星も明るく羊の頭(ハマル)という名前がついています。 この辺りがおひつじ座になります。 W1〜W3の三つの星も明るい星です。 やや暗い二つの星を加えてW形のカシオペヤ座を作っています。 今日紹介した星は全て2等星の星です。 一等星がない時は2等星にも目をやると楽しく星空観察ができますね。 最後に図1に星座の形を加えるとどうなるかを図2に描いてみました。
図1 本日午後7時頃の真上付近の星空(ステラリウムを用いて作図) http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/904-fig1.jpg
図2 星座線を加えた図 http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/904-fig2.jpg
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