月と木星が接近 (No. 909)

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date 2025 01 31
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今日は月と木星が大接近しています。
図1は今晩7時半頃の東の空です。
半月と満月の中間くらいの形の月があり、
その右上の明るい星が木星です。

目が慣れてくると、月の左側に二つの星が見えます。
ふたご座のポルックスとカストルです。
木星はおよそ12年で星空の中を一巡しますので、
今ふたご座にいる木星が再びふたご座に戻ってくるのは12年後になります。
その時までの何か目標を立てるといいかもしれませんね。

月と木星、ふたご座まで分かったら、
その右にある冬の大三角もきっとみつけられます(図1参照)。
冬の大三角の特徴はみごとな正三角形であることです。
一番明るい星がシリウス、その左にあるのがプロキオン、
オリオン座にあるのがベテルギウスです。

ここで木星の顔のお話をしましょう。
図2はハッブル宇宙望遠鏡で見た木星の写真を2015年から2024年まで並べたものです。
横縞が目立ちますが、
南半球にある大赤斑とよばれる「目」のような模様はさらに目立つまさに木星の顔です。
木星表面の高気圧の渦だそうですが地球をすっぽり包み込む巨大なものです。
1665年に天文学者カッシーニが観測したという記録があり、
300年以上にわたって消えることなく続いている渦のようです。
ところが、図2をみると渦が徐々に小さくなっているようにも見えます。
木星の観察を趣味にしている皆さんの間では心配の声が上がっていますが、
さてどうなるでしょう。


図1 今晩、7時半ころの東の空 (ステラリウムを用いて作図) http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/909-fig1.jpg
図2 木星の模様の変化 (提供:NASA, ESA, Amy Simon (NASA-GSFC), Michael H. Wong (UC Berkeley); Image Processing: Joseph DePasquale (STScI)) http://www.shibatashinpei.jp/lib/yamashin/909-fig2.jpg
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