ーーーー5ーーーー5ーーーー5ーーーー5ーーーー5ーーーー5<30文字 梅雨も明け、晴れた夜が続く時期となりました。今見える星をご紹介 しようと思ったのですが、今週は月が明るく星座観察には適しません。 今週は月をじっくりとながめてみることにしませんか。 万葉集にこんな意味の歌があります。「天の橋がもっと長かったらな。 高山がもっと高かったらな。月の神さまが持っていると言う若返りの 水を君のために取ってきて、君を若返らせてあげたいよぉ。」 作者のおかれた状況をいろいろ想像して楽しんでいます。 原文では月の神さまは「月読」、若返りの水は「変若水」です。 若返りの水が月にあるとする話しは各地に残っています。 若返りの水があれば死なないので、不死の薬が月にあると言う お話もたくさんあります。中国にはこんなお話があります。 あるとき ![]() さて、実際の月の模様の中にウサギがいると言う話しは聞いたことが ありますが、はたして、ヒキガエルはいるでしょうか。 図1を参考にして探してみてください。 夕涼みがてらのお月見のために、今週の山形での月の出のおおよその時刻を図1に まとめたので参考にしてください。 |
図1 月の模様のなかのヒキガエル(写真提供:やまがた天文台) |