科学的と民主主義の参考図書
1. 最近読んだ本の紹介です
新型コロナウイルスによるパンデミックとロシアが起こした戦争と、
ちょっと前では予想できなかった大きな変化がててづづけに世界に起こりました。
不幸なことではあるのですが、
おかげで、見えにくかった人間社会のことがよく見えるようになり、
考えがグッと深まった気がします。
私も、皆さんもそうではないでしょうか。
考察を深めるために有効な本を二冊読んだのでで紹介します。
「カガク力を強くする!」元村有希子(岩波ジュニア新書No.901)
自分の力でしっかり考えることの大切さをはっきり示してくれています。
「フランス革命」遅塚 忠躬((岩波ジュニア新書No.295)
革命のかなり早い段階で「生存権」をはっきりと認識していることが
印象的でした。生存するための市民の「暴動権」を認めさせたところが
なるほどと感心しました。
パンデミックも戦争も、どちらの問題を考える上でも、
この二つの本で扱っている、
「自分で考える力」と「生存権」は重要と思います。